～草心流の醍醐味～
自然に生えている草花は、すべてが真っ直ぐ揃っているわけではありません。風に揺られて倒れそうになってもお日様に向かって一生懸命に伸び、花を咲かせ種をつけます。草花の１本１本に命を感じ、草花の自然な姿を大切にしながら生けると、生き生きとした作品となり、見る人の心を癒し、元気にしてくれます。
雑草も、うまく取り入れると意外な美しさを発見できます。「こんなものも生けてみると意外に素敵！」と身近な草花を見る目が変わり、日々の楽しみが増えたとおっしゃる方が多いです。

～レッスン内容～
南阿蘇の草心流野草園で育てた山野草や身近な草花を組み合わせた、季節感たっぷりの生け花です。
水盤などに剣山を使って生けます。壺や籠に生けたり、小さな陶器をいくつか並べて生けることもあります。

花器、剣山、水切り用の器は教室で用意しています。

― 講師インタビュー ―
始めたきっかけ
夫が２代目家元として草心流を継ぐことになり、一緒に熊本へ来て私も勉強を始めました。
趣味や特技
趣味はバイオリンで、小さい頃から習っていました。美しい音色を追求する過程はいけばなと共通する事が多く、互いに良い影響を与えています。
好きな言葉や座右の銘
「人も花もありのままが美しい」草心流初代家元　板垣草心の言葉です。
ラッキーカラーや好きな色
特にどの色が好きというわけではなく、いけばなにおいて、様々な色、形が織りなすハーモニーで自分の好きな雰囲気を作り上げることが楽しいです。